いつかは禁煙したいという気持ちはずっと消えない。だけど禁煙しようとしても2日で挫折。そんな喫煙者は山ほどいるでしょう。挫折を繰り返し続けて終いにはもういいやと禁煙を諦めてしまう人もいます。そんな方は禁煙の方法が自分に合っていないのではないでしょうか?当サイトでは様々な禁煙方法についてご紹介していきます。有名なニコレット以外にも内服薬のチャンピックスについて、又、失敗しやすい禁煙方法についても見ていきましょう。

禁煙が完璧に出来ると食事の味が変わる

食事禁煙をすると食事が美味しくなるとよく言われますが、これは本当なのでしょうか。
食べ物の味そのものは変わらないのに食事が美味しく感じるということは、味覚が変わるということを意味しています。
あるいは禁煙をすると、食欲がわくということも考えられます。実際のところ、どうなのでしょう。

禁煙と食事の味について考える場合、逆に喫煙すると身体にどのような変化が起こるのかということから考えてみるとわかりやすいかもしれません。
まず、喫煙をすると、消化器官の働きが弱まり、胃に不快感が起こることが多いことがわかっています。これはタバコの中に含まれているニコチンが関係しています。

ニコチンには血管を収縮させる作用があるのですが、血管が収縮すると、胃や十二指腸をはじめとする消化管の血流が悪くなります。
それに合わせて消化器官の動きも悪くなっていきます。

さらに、ニコチンには消化器官をつなぐ括約筋を緩ませてしまう働きがあります。
通常、食べ物を食べるときはこの括約筋が緩むことで食べ物を食道から胃、胃から十二指腸へと送られ、その後、締めることで食べ物が逆流するのを防ぎます。
ところが、喫煙することで括約筋が緩みやすくなると、食べ物が上から下の消化器官に送られることがないので、消化液の逆流が起こりやすくなり、胃もたれや吐き気につながりやすくなります。

また、ニコチンには血糖値を上げる作用があります。血糖値が上がると、満腹感が起こり、食欲がなくなってしまいます。

そして問題の味覚に関してですが、ニコチンではなく、タバコに含まれるタールが悪い影響を与えることがわかっています。
タール自体に独特の強い臭いがあることと、鼻の粘膜にタールが付着することで食べ物の持っている本来の臭いをわかりにくくさせます。
食べ物の臭いがわかりにくくなることで、食欲が弱められてしまいます。
また、舌の上には味覚を司る器官があるのですが、喫煙によりタールが付着すると、その味覚の機能が衰えてしまいます。
このようないくつかの原因により、喫煙をすることで食事が美味しくなくなってしまうわけです。

禁煙をしてから太るというのは本当?

禁煙に成功すると太ることが多いというのは本当です。これは食事が美味しくなることが最も大きな原因です。
なぜ美味しくなるのかといえば、喫煙によって衰えていた様々な機能が回復するからです。まず喫煙により消化機能が良くなって、胃もたれや不快感がなくなります。
胃液が逆流してくるようなことも無くなります。このため非常に体調が良くなったと実感することでしょう。
このような消化機能が改善されるのにはそれほど多くの時間を必要とはしません。通常、早い人だと2~3日もすれば機能は正常に戻り、空腹感が出てくることでしょう。

さらに禁煙に成功すれば、これまで舌にこびり着いていたタールが除去されるので、それにより正常な味覚や嗅覚も戻ってきます。
食べ物の味や香りがわかってくると、当然食事が美味しく感じるようになってきます。
また、血糖値の上昇もなくなり安定してくるので、正常な空腹感を感じるようになってきます。

このように、胃の調子が良くなり、食べ物がおいしく感じられるようになれば、当然食欲も出てくるので、今度はついつい食べ過ぎて、太ってしまうという新たな悩みが出てくるかもしれません。
食欲だけでなく、血液の循環もよくなり、代謝も活発になるので、さらに食欲がわくようになります。このようなことから、禁煙をすると太るとよく言われるわけです。

しかし、様々な病気の原因となるタバコを止めるということは、太る可能性を差し引いても大切なことです。
禁煙すると、身体の体調そのものが良くなってくるので、適度な運動をするようにすると、体重の増加を抑えることができるでしょう。適度な運動は健康維持には欠かせないことです。
禁煙に合わせて始めることができれば、そのダブルの効果が実に大きいものとなることでしょう。

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