いつかは禁煙したいという気持ちはずっと消えない。だけど禁煙しようとしても2日で挫折。そんな喫煙者は山ほどいるでしょう。挫折を繰り返し続けて終いにはもういいやと禁煙を諦めてしまう人もいます。そんな方は禁煙の方法が自分に合っていないのではないでしょうか?当サイトでは様々な禁煙方法についてご紹介していきます。有名なニコレット以外にも内服薬のチャンピックスについて、又、失敗しやすい禁煙方法についても見ていきましょう。

実は危険?チャンピックスの副作用

禁煙治療に高い効果が期待できるチャンピックスは、日本では原則として医療機関で処方を受けることができます。
禁煙外来を受診することで、長年の喫煙習慣を断ち切れた方は数多くいます。
その一方で、ひどい副作用により治療を断念したという方も見られます。
アメリカではチャンピックスが、重い副作用を起こした件数で第1位に挙げられたという話もあります。
どんな薬にもリスクが付き物ですが、チャンピックスの副作用にはどんなものがあるのでしょうか。

チャンピックスでしばしば見られる副作用には、胃の不快感や吐き気があります。
チャンピックスの治療期間は数か月以内なので、我慢できるレベルの吐き気や胃の不快感なら、多少の無理をしても治療を続けることが可能です。
しかし中には気持ち悪すぎて薬が飲めなくなってしまう方もいます。こうしたケースではチャンピックスによる治療を諦めざるを得ません。

不眠や悪夢もチャンピックスでよくある副作用のひとつです。
眠りが浅くてすぐに目が覚め、2~3時間しか眠れないとか、昼間に眠くてたまらないといった訴えが聞かれます。
また意味の分からない夢を頻繁に見て、安眠が妨げられることもあります。不眠や悪夢が続くと疲れが取れず、ストレスが溜まって健康が損なわれることにもなりかねません。
健康のため禁煙するのがチャンピックスの目的ですから、これでは逆効果と言えるでしょう。

不眠や悪夢が高じて意識障害に繋がる場合があり、これは特に危険な症状とされています。チャンピックスの服用後に一時的に気を失い、転倒したケースが報告されています。
自動車や工作機械などを運転する方は、重大な事故に発展する恐れがあるため、服用のタイミングには十分に注意しなければなりません。
このほか軽い症状では便秘やめまいなどがあり、重い症状では自殺願望が起きるとも言われています。少しでも異常を感じたら、できるだけ早く主治医に相談することが大切です。

チャンピックスの服用で不安感がくる理由

チャンピックスはニコチンを使った従来の禁煙補助薬とは違い、脳の細胞に直接働きかける薬です。
タバコを吸うと脳内でドーパミンが分泌され、これが快感をもたらしますが、チャンピックスも同じようにドーパミンの分泌を促します。
それと同時に、タバコを吸ってもドーパミンが出ないようにする作用があり、タバコが美味しいと感じられなくなります。
この繰り返しで禁煙を成功させるという仕組みです。

脳内に直接作用するという点で、チャンピックスは抗うつ薬に類似しています。
しかし人間の脳のメカニズムには解明されていない部分が多く、適切でない抗うつ薬の投与で不安感が強くなったり、うつ病が悪化したりすることも少なくありません。
チャンピックスの服用で不安感を覚えるのは、脳内ホルモンのバランスが崩れるためと考えられます。
さらに症状が進むと、うつ病や軽度のアルツハイマーを発症するケースもあります。

抗うつ薬の中でもSSRIと呼ばれる薬は、チャンピックスとよく似た作用があり、副作用も同じといわれています。
SSRIは副作用の比較的少ない薬ですが、吐き気や便秘などは比較的多く見られます。また精神的な不快感や不眠、まれに自殺願望など重い症状が出る場合もあります。
脳に作用する薬は慎重に様子を見ながら服用しないと、思わぬ結果を招くことになりかねません。

もちろん副作用を恐れて喫煙を続けるのが正しい選択とは言えません。
喫煙はガンや生活習慣病の大きな原因になりますし、年を取ってからアルツハイマーにかかる確率を押し上げます。
副作用の危険性が高いチャンピックスは、それだけ効果も高いと言えるでしょう。どんな薬でも、効果と副作用のバランスを考えて服用することが大切です。

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